福岡大学工学部 電子情報工学科/大学院工学研究科 電子情報工学専攻

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本学科のポリシー

アドミッション・ポリシー

 

(本学科の入学生受け入れ方針です。)

 

養成する人材像・教育課程の特色

 情報通信技術者の使命は、社会や人々の要求にこたえる電子情報システムの開発・構築です。この使命を果たせる技術者を育てることがわれわれの目標です。現在の電子情報システムは、電子装置からソフトウェアまで多岐にわたる要素技術で構成されており、すべての専門知識を大学4年間で修得することは困難です。そこで、電子情報システムの中核となる基礎知識や専門知識を学生の適性に合わせて選択的に学べるように、電子情報工学科では三つのコースを用意しています。電子通信コースでは、電子装置や情報通信技術の専門知識を身に付けます。情報コースでは、情報工学の専門知識を身に付けます。情報システムコースでは、情報工学の専門知識に加えて、システム開発技術についても学びます。どのコースも最新の知識を取り入れて、技術の進歩に対応した教育を目指しています。

 

求める人材像(求める能力)

【知識・理解】
 高等学校の教育内容を幅広く学修し、工学を学ぶために必要な基礎学力を有している人
【技能】
 学習や課外活動から得た経験を踏まえて、自らの視点で物事を順序立てて説明することができる人
【態度・志向性】
 電子情報システムに関する高度な専門知識と倫理観を身に付けた情報通信技術者になることを希望し、自主的・能動的に学習をする態度を身に付けている人
【その他の能力・資質】
 自己研鑽により、英語の資格を取得した人やスポーツ活動・競技会等で顕著な成績をおさめた人

 

入学者選抜のねらい

 電子情報工学科は,学びや諸活動の中で挑戦し続ける意欲あふれる人材や、多様な背景を持ち、さまざまな能力を有する人材を国内外から広く受け入れます。
 そのために、これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。

 

カリキュラム・ポリシー


(本学科のカリキュラム作成の方針です。)

① 自然科学の基礎知識を身に付けてもらうために、1、2 年次に数学と物理などの科目を必修科目として配置します。
② 情報通信技術の基礎を幅広く理解するために、1、2 年次に電気回路、プログラミングなどの専門基礎科目を必修科目として配置します。
③ 2、3 年次に電子情報工学の基礎知識を身に付けるための専門科目を必修科目として、その応用システムに関する基礎知識を身に付けてもらうために、3 年次に知識工学や通信応用などの選択科目を配置します。
④ 電子情報工学の応用システムをデザインする能力を身に付けるために、3 年次に実験・演習科目を、4 年次に卒業論文を配置します。
⑤ プレゼンテーション能力を身に付け、また計画的に仕事を進め、まとめる能力を身に付けるため、1 年次から3 年次には英語と第2 外国語、電子情報工学特論、電子情報工学特別演習を、4 年次に卒業論文を配置します。
⑥ 歴史や文化、経済、価値観などに関する知識に基づき、自分自身の文化や価値観、利益だけではなく、他者の立場から物事を考える姿勢を身に付けてもらうために、総合教養科目を選択必修科目として配置します。
⑦ 技術者倫理を身に付けてもらうため、必修科目である電子情報工学特論と情報職業論で技術者倫理について学習します。
⑧ 自主的、継続的に学習に取り組む姿勢を身に付けるため、1 年次の電子情報工学特論、3 年次の電子情報工学特別演習、4 年次の卒業論文を配置します。
⑨ 4 年間の各年次に配置した、電子情報工学特論、電子情報基礎演習、実験・演習科目、電子情報特別演習、卒業論文において少人数教育、グループワークを行います。
⑩ 1 年次からプレゼンテーション・討論を行う機会を電子情報工学特論などの科目で設けています。

 

ディプロマ・ポリシー


(卒業認定・学位授与に関する方針です。)

【知識・理解】
A-1 数学と物理学を中心とする自然科学についての基礎知識を持ち、実際の問題に応用できる。
A-2 電子工学、通信工学、情報工学を学ぶうえで必須の基礎知識を持ち、説明することができる。
A-3 電子工学ならびに通信工学の基礎知識、または情報工学の基礎知識を理解し、説明することができる。
A-4 電子工学、通信工学、情報工学のそれぞれを応用したシステムまたは複合的に応用したシステムの基礎知識を持ち、説明することができる。
【技能】
B-1 社会の要求を解決する電子情報システムをデザインすることができる。
B-2 論理的な文章の記述や発表の資料作成ができ、口頭発表により電子情報システムを説明できる技能を有する。
B-3 与えられた制約の下で電子情報システムを構築するために計画的に仕事を進め、まとめることができる。
B-4 チームで相互評価と相互支援を行い、計画的に目標を達成することができる。
【態度・志向性】
C-1 歴史や文化、経済、価値観などに関する知識に基づき、自分自身の文化や価値観、利益だけではなく、他者の立場から物事を考える姿勢を持っている。
C-2 電子情報技術が自然および社会に及ぼす影響や効果を理解し、情報処理技術者が社会に負っている責任を自覚している。
C-3 文献や種々の情報媒体を利用して情報を集め、自主的、継続的に学習に取り組む意欲をもっている。
 
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